2025年の中古車市場は、新車の納期遅れや円安による輸出需要(※主に登録車)が重なり、全体として相場高止まりが続きました。
「いつになったら価格は落ち着くの?」
「N-BOXやタントが欲しいのに、高すぎて手が出ない…」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
軽自動車は主に国内市場で流通するため、登録車(普通車)ほどの輸出による高騰はありませんでしたが、それでも新車供給の遅れから中古車需要が高まり、価格は高値を維持していました。
しかしご安心ください。新車の供給が安定化し、市場の流通量も回復してきたことで、2026年前半にはようやく“買い時ゾーン”が見えてきました。
この記事では、最新の市場データを分析し、「価格が下がる具体的な時期」「高値掴みを避ける方法」「2026年に狙うべき車種」を徹底解説します。
せっちゃん「もうそろそろ、N-BOX安ならへんの? ずっと高いままやん!」



「データ的には、2026年春〜夏が狙い目です。ちょうど決算期が終わった後の、在庫調整期ですね。」
予算別にどんな軽自動車が買える?支払総額ごとの相場をAIが徹底分析。→ 👉 【最新】軽自動車の中古はいくらで買える?支払総額「10万〜50万円」価格帯別コスパ比較ガイド
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2025〜2026年の相場動向:なぜ高値は続いたのか?
まずは、直近の相場がなぜ高止まりしていたのか、そして2026年に向けてどう動いているのかをデータで見ていきましょう。
平均価格の推移と高止まり要因
中古車市場全体として、相場は高止まり傾向にありました。
例えば、中古車オークション市場(USSオークション)のデータでは、2025年2月に中古車全体の平均価格が約126万円でピークを迎え、その後5月には約118.4万円まで下落するなど、調整局面に入っています。
軽自動車市場が高値を維持した主な要因は以下の2点です。
- 新車供給の遅れ:半導体不足などの影響で新車の納期が遅れ、すぐに乗れる中古軽自動車の需要が高まりました。
- 登録車相場の高騰:円安により、登録車(特にSUVやミニバン)の海外輸出需要が過去最高を更新。その結果、国内の登録車相場が高騰し、それに連動する形で、より安価な軽自動車に需要が流れたことも影響しています。
2026年前半の予測
年式・走行距離と価格の関係
注目すべきは「特定の年式」の流通量です。
- 2020〜2022年式の中古車
- この時期は、半導体不足やコロナ禍の影響で新車生産が制約された時期にあたります。
- 特に登録車(普通車)は新車販売台数が大きく落ち込み(例:2022年 登録車8.3%減)、中古車市場での流通量が少ない傾向があります。
- 軽自動車も影響を受けましたが、減少幅は登録車ほどではありませんでした(例:2022年 軽自動車0.9%減)。
💡 市場動向に基づく購入タイミングの目安
| 時期 | 想定状況 | 平均価格傾向 | 購入検討度(参考) |
|---|---|---|---|
| 2025年末 | 年末商戦(ボーナス期) | 上昇傾向 | △ |
| 2026年3月 | 決算期(在庫減) | 横ばい〜微下落 | ◯ |
| 2026年6月 | 在庫調整期 | 下落傾向(買い時) | ◎ |
| 2026年秋 | 新型発表・モデル切替 | 再上昇の可能性 | △ |
出典:各種中古車市場データ(USSオークション, CarTree, ResaleValue.jp)の公開情報を基に分析



「えっ、2020年〜2022年式って、モノによっては少なめなんや。てっきり“ちょい落ち”でお得かと思ってたわ。」



「はい、新車生産が制約された時期の車両は、市場全体の流通量が少ない傾向にあります。そのため、価格と状態のバランスを見極める必要がありますね。」
市場データが見る「買い時」と「避け時」
では、具体的なデータに基づき、推奨される「ベストな購入時期」と「避けるべきタイミング」を見ていきましょう。
ベストな購入時期(推奨)
中古車価格は「需要と供給」のバランスで決まります。「供給(在庫)が増え、需要(買う人)が減る時期」が、価格が安定しやすい“買い時ゾーン”です。
- ① 2025年12月〜2026年3月(決算期)
- 理由:年式が1年古くなる前(12月)や、自動車税の課税前(3月)に「売りたい」人が増え、市場在庫が増加します。
- 傾向:在庫は豊富ですが、販売店も「決算セール」で強気なため、価格は横ばい〜微下落です。
- ② 2026年4月〜7月(在庫調整期)
- 理由:決算セールで売れ残った在庫を、販売店が「処分」したい時期。
- 傾向:ボーナス商戦(7月)の前で需要が一旦落ち着くため、価格交渉もしやすく、この時期が最も「買い時」と言えます。
避けるべきタイミング
逆に、需要が高まり価格が上がりやすい「避け時」もあります。
🧱 チェックポイント:高値掴みを避けるカレンダー
7〜8月(中間決算の直前)は避ける 9月の中間決算に向け、販売店がセール用の在庫確保を優先するため、価格交渉がしにくくなる傾向があります。
12月の冬季ボーナス商戦期は避ける 冬のボーナスや年末年始の需要が高まり、買取相場・販売価格ともに上昇する傾向があります。



「中古車価格が最も動くのは、決算期(3月)と、その直後(4〜5月)です。需要が落ち着く4〜7月は、良質な在庫が残っており、交渉もしやすいですよ。」



「なるほど~。4〜7月って、ボーナス前やし新生活も落ち着いた頃やから、ちょうどええな!」
タイプ別・2026年におすすめの狙い目車種
相場が高止まりしている中でも、タイプによって価格の動向は異なります。「高値維持だがリセールも良い」スーパーハイトか、「価格が安定的でコスパが良い」セダンか。市場の傾向を見てみましょう。
📊 比較まとめ表:タイプ別 傾向と狙い目
| タイプ | モデル例 | 傾向・おすすめ理由 |
|---|---|---|
| スーパーハイトワゴン | N-BOX/タント/スペーシア | 高値維持。国内人気が圧倒的で、価格は下がりにくい。ただし装備充実・リセール(売る時の価格)も抜群に良い。 |
| ハイトワゴン | ワゴンR/ムーヴ | バランス型。スーパーハイトほどの高騰はなく、価格と実用性のバランスが最も良い。国内需要が中心。 |
| セダンタイプ | ミライース/アルト | 価格安定的。実用性重視で、相場は安定的。燃費性能に優れ、維持費を抑えたい層に最適。 |
年式選びのポイント
2023年以降(高年式車):コロナ後の供給回復期にあたり、流通量が増えつつあります。新車に近い状態を求めるなら狙い目です。
2019年以前(5年落ち以上):価格は手頃になりますが、整備状態や走行距離によって個体差が大きくなります。整備記録簿や消耗品(タイヤ、バッテリー)の状態を十分に確認することが重要です。



「ミライース、安いだけやなくて燃費もええんや! めっちゃ走りそう!」



「はい。ミライースやアルトは燃費性能に優れており、グレードや年式により異なりますが、WLTCモードで20km/L台前半〜25km/L程度の燃費性能を持つモデルがあります。ガソリン代が高い今、通勤にも最適ですね。」
タイミングを掴んだら、次は車の選び方を確認。→ 👉 【初心者向け】失敗しない軽自動車の選び方! AIが「支払総額・用途・安全」の全体像を徹底ガイド
売却と買い替えの最適タイミング
もし今お乗りの車があるなら、「売却」と「購入」のタイミングを戦略的にずらすことで、さらにお得に買い替えができます。
売却は「年式落ち前」がベスト
- 2025年12月〜2026年3月がベストタイミング。
- 理由:
- 年式が1年古くなる(1月1日)前に売るため。
- 自動車税の支払い(4月1日時点の所有者)が発生する前に手放せるため。
- 販売店が決算セール(1〜3月)に向けて在庫を欲しがるため、査定額が上がりやすい。
買い替えは「在庫調整期」が有利
- 2026年4月〜7月がベストタイミング。
- 理由:
- 決算期後に売れ残った在庫が豊富。
- 市場の需要が落ち着き、値引き交渉が成功しやすい。



「売るタイミングも大事なんやな~。税金前がええんか。」



「はい。最も賢い買い替え戦略は、需要期(1〜3月)に高く売り、供給過多・需要減の時期(4〜7月)に安く買うことです。」
売却と買い替えを戦略的に組み合わせることで、さらにお得な乗り換えが実現できます。売却と購入を戦略的に組み合わせる全体像。→ 👉 【保存版】車を売る・処分する前に読む!買取・下取り・廃車のリアルコスト比較
まとめ:この記事の要点
- 2026年前半(特に4〜7月)が中古軽の「買い時ゾーン」
- 新車供給の安定化で、高止まりしていた相場も調整局面に入る可能性が高い
- 狙い目は「セダン/ハイトワゴン」。年式は2023年以降(高年式)か、2019年以前(整備状態を要確認)
- 決算後〜ボーナス前(4〜7月)が【価格の安さ】×【在庫の豊富さ】の最適バランス期



「なるほどな~。つまり2026年の春過ぎがチャンスってことやね! 焦って今買うとこやったわ!」



「その通りです。中古車価格は“波”がありますから、その波を読んで、賢くご自身に合った“オッ軽自動車”を見つけてください。」
編集後記
中古車選びは「タイミング」が非常に重要です。特に軽自動車は生活に密着しているからこそ、焦って高値掴みをするのではなく、市場の相場の波を読んで賢く購入したいものですね。
市場データを見てみると、価格が下がりやすい時期は統計的に存在します。この記事が、あなたが最適な一台を、最も良いタイミングで見つけるための一助となれば幸いです。
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「ねえカーくん、“支払総額”って車の代金だけちゃうんやね?」



「はい。実は今の車を手放すときの“処分費”や“売却費用”も、次のクルマ選びに含めて考えるのが正解ですよ。」



「なるほど〜。つまり“次を買う前に、今の車の出口戦略”やね!」



「その通りです。下取り・買取・廃車、それぞれで支出も収入も変わります。データ的には、こちらの“車の売却・処分ガイド”を先に読むと、支払総額を正確に見積もれますよ。」
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